2021年9月25日
そうだ、ソープに行こう。
色々あってこの考えに至った私は、5時起きで金津園に車を走らせる。
唸るエンジン音と共に高まる期待、股間のガソリンも満タンだ。
というのは冗談で、そこまで面白い内容でもないので今回は省かせてもらう。
ソープで股間がガス欠になった俺は、愛知に来てから増すばかりの二郎系欲を満たすため、事前に調べておいた岐阜の良さげな店「ラーメン ガジロー 各務原店」に向かった。
私は愛知県に来てから、まともな二郎系にまだ出会えていない。
これはそこそこのクオリティでもライバル店が少ないため、経営が成り立ってしまうことによるものと考えられる。
愛知県民よ、「本物」の二郎を食べて目覚めてくれ。
そう思いながらネットサーフィンをしてると見つけたのがこのガジローである。
早くニンニクとアブラを摂取しなければ。
開店前に着くと、既に車がちらほら。
開店後店に入ると、なかなか清潔な店内。そして紙タイプの食券機だ。
特に何も考えず、店のおすすめ「特製ガジ麺(1100円)」をプッシュ。
続いて麺の量を増やすため、「500〜600g(250円)」を追加。
1500円投入で150円余っていたので、「野菜マシマシ(150円)」で使い切る。
ヤサイマシで金をとるのはどうかと思うがまあ仕方ないだろう。
店員さんに食券を渡すと、麺の量600gを申告。
ゆで前だと思うが食べられるはず。
また、野菜マシマシは別皿でそこにアブラをかけるか、ニンニクを入れるか聞かれる。
もちろん入れる。ニンニクが無ければ生きていけないのが独身男性の特徴である。
席に着いてしばらくすると、遂にご対麺だ。
おホォっwwww。
思わず心の声が漏れてしまうほどなかなかクオリティの高い見た目。
匂いも素晴らしい。薄切りに見える長めのブタも案外肉厚である。そして味付きのニンニクがヤサイの上に。カラメはかかってないか?
まあとにかくいただこう。
ちなみに私は天地返しはしない主義で、ブタとアブラでヤサイをモリモリ食べるのが好きである。
まずブタとヤサイを口に頬張る。
あ、こういうのでいいんだよ、こういうので。
味のついたブタとアブラが俺の脳に大量の快楽物質の分泌を促すのを感じる。
カラメをかけてそのまま食べ進めようとすると別皿のヤサイが登場。
なんとここにもしっかりとブタが入ってるではないか!グリフィンドールに20点。
ほぐしブタもうんめえ!!!
スープはそこまで乳化してなさそうであるが、しっかりとした塩気と化調の刺激があり、俺好みのもの。
そして麺を啜る。
ほう、府中二郎やラーメン英二の極太麺が好きな私にとっては物足りないが、小金井二郎を彷彿とさせるなかなかイカした麺ではないか。これは素直にうまい。
煮卵やメンマも入っているのは面白いがこれはいらないのではないだろうか。
とにかく総合的に、愛知で食べた二郎系と呼ぶに値しないラーメン達に比べると天と地の差がある。
しかしヤサイマシマシは失敗だった。ここにもブタが追加されており、想像以上に胃を埋めていく。完食できるか不安になる。いやできるはずだ。
俺は某二郎系で茹で前800gヤサイマシを完食できた男だぞ。
しかししばらくの節制生活や、二郎系から離れていたこともあり、麺が半分のところですでに苦しくなってくる。
ああ、なぜ600gにしたんだ、400にすれば。そんなことを考えつつ、なんとか胃に押し込み、いつもなら綺麗に完食するもやしや麺のカスを放置して退店した。
苦しかったが、やはり汗だくで二郎系を食べると最高だ。
素晴らしい店との出会いに感謝の気持ちで胸がいっぱいになった土曜日であった。
次は400gヤサイ多めでいただくとしよう。
ラーメン ガジロー
二郎系に飢えている東海地方の民は一度訪れることをオススメする。
それではまた!